テレビや雑誌等で紹介される凄腕のドクターを「神の手」とか「ゴッドハンド」という言葉を耳にします。
私は偏屈かもしれませんが、「ゴッドハンド」よりも「ブッダハンド」と言う方が好きです。
なぜなら、神様は、とても遠い存在で、仏様は身近にいるような気がします。お地蔵様はどこの街にもどこの
町内にも片隅で皆さんをじっと見守ってくださっていますよね。
神業は一瞬で終わってしまいますが、私たちは一定の期間やその人の人生と共にいることさえ
あります。施術の臨床の現場では、専門的な医学知識から家族の愚痴まで実に幅が広いです。
いろいろな痛み苦しみや、悩みを抱えた患者さんがやって来ます。それが、少しでも和らいで帰って
頂ければ良いといつも願っています。仏様のように患者さんに身近に寄り添い、共に歩める
そんな治療師でありたいと思っています。