中高年のみなさまお気をつけ下さい。
治療院を利用されるなかで多い症状は肩こり、腰痛、膝の痛みですが、運動器が悪くなって痛みが出ているのではなく内臓からくる内臓体制反射で痛みを訴えてくる方も少なくありません。お正月などに暴飲暴食をした時消化器が疲れているものもあれば、本当に病気になっている時にも背中などが痛くなる症状が現れてきます。
ぎっくり腰と思っていたら尿路結石だった方、背骨が痛いと言っていたのが膵炎だった方、肩が上がらなくなり40肩だと思っていたら胃がんだった方、腰痛で駆け込んでいたら子宮内膜症だった方、左肩がすごく痛くてしょうがなかった方が心臓病だった方などなど沢山ありますが、体が出す痛みの信号を逃してしまうと大変なことになってしまうこともありますのでお気を付けください。
痛くなった時に自分で判断が出来れば良いですが、ほおっておけばまた直ぐに治ると思っていてもそうでない時もあります。いつもと同じぐらいの痛みなのか、日に日に痛くなっている痛みなのか、何をしていても痛いのか、痛みの程度を見る必要があります。我慢できない痛みならば誰にでも分かるとおもいます。普段から体を柔らかくしていれば筋肉が原因の痛みなのか、内臓が原因の痛みなのかが判断がしやすいと思います。
最近ではかかりつけ医を奨励していますが、かかりつけ治療院もあったほうが良いと思います。健康な体を診ている治療師であれば運動器からくる痛みと内臓からくる痛みは判断がつきます。健康診断も大事ですが、かかりつけ治療院で未病の治療と病気の予防をする事もお勧めいたします。